ガラスは固体なのか液体なのか

水を0℃以下に冷やすと氷になり、100℃以上に熱すると今度は水蒸気に姿を変えます。

このように、物質は固体、液体、気体の3つの状態(物質の三態)に変化します。

水は決まった形をもちませんが、氷は硬さがあり外から力を加えられても一定の形を保っています。

この違いは分子や原子の並び方が異なるからで、氷は分子が規則正しく並んで結びついていますが、水は分子配列の規則性がなくばらばらになっている状態で、一定の形を保つことができません。

氷のように分子や原子が規則的に並んでいる物質が結晶です。

電卓やデジタル時計に表示板に使われる液晶は、液体なのに結晶の性質をもつ物質で、分子がきちんと並んでいて一定の形をとっていますが外から力が加えられると形を変えます。

固体なのに結晶でない物質もあり、その代表的なものがガラスで、固体ではなく極端に粘っこい液体であるともいわれています。

ただし2015年、京都大学の研究チームが、ガラスは固体であることの有力な証拠を発見したというニュースがあり、その証拠とは分子が正二十面体などの特定の幾何学的構造になっていることだそうです。

ガラスについては固体説と液体説がありましたが、この発見によりどちらなのかはっきりするのでしょうか。