コンビニのカップ麺

カップ麺は貧しいことを表現するものとされていて、テレビドラマなどで貧乏な役柄の俳優がカップ麵をすするシーンがあります。

しかし、十分にお金がある人やふだん健康に気をつけている人でも、ときどき無性にカップ麺を食べたくなるものです。

カップ麺を買いにコンビニへ行くと、新製品や期間限定の商品がずらりと並んでいます。

よく見かけるのはご当地グルメラーメンや全国各地の有名ラーメン店の味を再現したコラボ商品です。

そして食べてみたらおいしかったので、また買いに行ってみると別の新商品ばかりで、目当ての商品はもう売り場に置いてなかったということがよくあります。

コンビニにおけるカップ麺の回転はとても速いのです。

このように次から次へと新商品が登場するのはコンビニの陳列棚を確保するためで、売れる商品はたくさん店頭に置かれますが、売れゆきが悪い不人気商品は日々撤去されていきます。

コンビニの棚スペースを確保するために、各メーカーは必死になって次々に新商品を出すのであり、商品によっては期間限定でもいいので投入するということになるのです。

むかしは1商品で30億円の売上げがあればヒット商品とされましたが、現在では10億円の売上げでもヒット商品といわれるそうです。

コンセントの穴は左右長さが違う

電気コンセントの2つの穴はよく見ると左の穴のほうが2mmくらい長く、左右非対称であることが分かります。

プラグのサイズは左右同じなのに、コンセントの穴は長さが違うのです。

左の長い穴は、余分な電気を地中に逃すアース線につながっています。

アースは、高圧線の変圧器が故障したときに電気の逃げ道となり、家屋内の電圧が上昇するのを防いでくれます。

プラグの差しかたに決まりはないので、ふつうは適当にコンセントに差しますが、家電製品のプラグはどちらを差しても問題ないように作られているそうです。

ただし、じつは正しい方向でプラグを差すとオーディオなどの音響機器には影響があり、アース側につながる線が途中で入れ替わらないように接続すると音がクリアになるなど品質がよくなるので、音響マニアの人は正しい差し方をしているはずです。

左右の穴のサイズが異なるのは、電気用品安全法という法律でサイズを変えるよう定められているからで、極性のあるコンセントの穴はマイナス極側を長くするのです。

極がない交流電流については法律は適用されないので、家庭用コンセントの穴は同じ長さで問題ないのですが、配線業者の工事の都合上、アース側をマイナス極と呼ぶ習慣があり、穴の長さを変えているそうです。

クマは冬眠しているのではない

クマが冬眠するというように言いますが、冬眠ではなく冬ごもりというのが本当です。

厳しい冬の寒さを避けて、暖かい穴蔵で眠りながら春の訪れを待つのが冬ごもりで、冬眠は別の意味になります。

冬は気温が低くなり食物も少なくなるので、一般に多くの野生動物には厳しい季節です。

特に変温動物は周りの温度が下がるのとともに体温も下がるため体内の物資代謝が著しく減ってしまい、行動エネルギーが得られなくなり活動も成長も止まります。

この状態を冬眠と言い、眠っているというよりも半死状態あるいは仮死状態のようなものです。

春になると体温が戻り、彼らは再び活動を始めることができます。

小さな哺乳類のなかには恒温動物でも冬眠するものもいますが、これは周りの温度に合わせて体温を下げ冬眠するほうが生存上有利なので進化したのです。

クマのように大きな哺乳類は冬に体温を下げて活動を停止しているのではなく、冬を乗り切るために、ほら穴などの暖かい場所でのんびりと眠っているだけです。

冬ごもりは冬眠のように半死状態ではなくウツラウツラと眠っているだけで、何かあれば目を覚まして活動することもできるので、クマは冬眠しているから大丈夫と思ってはいけません。

くしゃみと咳

くしゃみは風邪の初期症状の1つですが、風邪が悪化してくると咳が出てきます。

くしゃみはと咳は傍からみても症状が違いますので、わたしたちが混同することはありませんが、実際なにが違うかと言われると説明は難しいのではないでしょうか?

くしゃみは、冷たい空気やゴミなどが急に鼻の孔に入って粘膜を刺激することにより激しい吸気運動が起こり、肺内空気圧が著しく上昇し、発作性の強い呼気が出てきます。

風邪をひいているときはくしゃみで病原体が飛散しますので、マスクをするなどして拡散を防止することが大切です。

咳もくしゃみと同じような仕組みで出ますが、気管支粘膜の刺激によるものでチリやほこりなどの異物が肺の中に入るのを防ぐ役目があります。

風邪をひいて咳が出るからと言って咳止めの薬を飲んで無理に咳を抑えると、異物を外に出すことが抑えられるのでかえってよくないこともありますので、よほどひどく苦しいときでなければ、咳が出るのにまかせたほうがいいかもしれません。

ところで、くしゃみに関する中国の俗信に「1つ褒められ、2つ憎まれ、3つ惚れられ、4つかぜをひく」というのがあり、これはくしゃみが出た回数で他人の噂が分かるというような意味です。

ガラスは固体なのか液体なのか

水を0℃以下に冷やすと氷になり、100℃以上に熱すると今度は水蒸気に姿を変えます。

このように、物質は固体、液体、気体の3つの状態(物質の三態)に変化します。

水は決まった形をもちませんが、氷は硬さがあり外から力を加えられても一定の形を保っています。

この違いは分子や原子の並び方が異なるからで、氷は分子が規則正しく並んで結びついていますが、水は分子配列の規則性がなくばらばらになっている状態で、一定の形を保つことができません。

氷のように分子や原子が規則的に並んでいる物質が結晶です。

電卓やデジタル時計に表示板に使われる液晶は、液体なのに結晶の性質をもつ物質で、分子がきちんと並んでいて一定の形をとっていますが外から力が加えられると形を変えます。

固体なのに結晶でない物質もあり、その代表的なものがガラスで、固体ではなく極端に粘っこい液体であるともいわれています。

ただし2015年、京都大学の研究チームが、ガラスは固体であることの有力な証拠を発見したというニュースがあり、その証拠とは分子が正二十面体などの特定の幾何学的構造になっていることだそうです。

ガラスについては固体説と液体説がありましたが、この発見によりどちらなのかはっきりするのでしょうか。